福智町には福智山という山があります。福智山の麓にある白糸の滝には昔、龍が住んでいたと伝えられています。また霊山にも数えられ、修験道で山伏達が修行の地に選んで悟りを開いていたと伝えられています。

カノアラウレアーズ福岡がドン底のチーム状況の中、ホームタウンを福智町に変え、選手全員でその福智山に登りました。登山後のそれからというもの、長年続いたトラブルも解決し、全てが好転しました。福智山の山頂には、福智神社の祠があり、頑張っている選手に神様が見兼ねて力を貸してくれたのかもしれません。もちろん今からも色々な困難や試練が待っています。しかし、この1番大変な時期を乗り越えた経験は、クラブにとってとても重要なものでした。これからも困難が来る度にこれを乗り越えたという自信が糧となります。その気持ち、初心をいつまでも持ち続けることが出来るように、試合中もどんなに不利な状況でも好転させることをチーム全員が信じ合えるようにという想いを込めて「守り神」をモチーフにしました。

また、福智町で有名な「迎接の藤」の藤の花を髪飾りに、福智山に住んでいたと言われる龍の要素をツノと尻尾で加えました。 カノ福は、福智町の町キャラクター「福天くん」と仲良しで、おそろいの「金の打ち出の小槌」を持っています。全身にラッキーアイテムを身につけた「福」をもたらす神様「福天くん」と一緒に、福智町を盛り上げていきます。応援よろしくお願いいたします！